静岡の富士山本宮浅間大社から車で1時間半くらいで、山梨の富士吉田市にございます北口本宮富士浅間神社に到着いたしました。
御祭神
木花開耶姫命・彦火瓊瓊杵尊・大山祇神
御神徳
開運、縁結び、良縁成就、家庭円満、安産、子宝
ここには木造鳥居としては日本最大級の高さ18mの富士山大鳥居があります。60年に一度建て替えられるので、鳥居も還暦で生まれ直すのだなあと見上げていました。
まだこのお仕事に携わる前に師匠様から、十干十二支の組み合わせの六十干支(年)で人は一歳となり、生まれ直して次の二歳のサイクルへ向かう、と教えられました。(人の死という意味ではありません)
御神域に足を踏み入れた瞬間に、力強い重厚感のあるエネルギーを感じまして「凄い!強烈!」と思わず声が出て、近くにいらっしゃった方々に振り向かれてしまいました。(笑)
手応えを感じワクワクしながら境内を進みました。
浅間神社は本殿を含む十一棟が国の重要文化財で、境内地は国の史跡、日本三大奇祭の一つの鎮火祭(吉田の火祭り)は国の重要無形民族文化財に指定されており格式が高い厳かな神社と謂れています。
重要文化財の手水舎
本殿で正式参拝をいたしまして、神職さんの祝詞奏上にあわせて皆様の御祈願を祈祷させていただきました。
訪れました26日は浅間神社の例祭「鎮火祭(吉田の火祭り)」が開催される日でした。
夕暮れから高さ三メートルにも及ぶ大松明八十本余りを神社から続く吉田の町で焚き上げる勇壮でとても珍しいお祭りです。
神職さんから、本日が日本三大奇祭が開催される日と知って参拝されたのですかと尋ねられ、全く知らずに参りましたとお応えしましたら、それはそれは運が良かったですね。と仰ってくださいました。
台風の心配もなく晴天に恵まれ、浅間大社も浅間神社もお祭りで御神籤はどちらも大吉。
きっと皆様の御祈願が天に届くと信じております!
諏訪神社で渡御(とぎょ)を待つ御神輿
ちなみに日本で初めて富士山を登山した人は、修験道の開祖としてとても有名な「役小角(えんのおずぬ)」という行者さんが、大宝元年(701年)に登られたそうです。
御神域で御神様へ交信させていただき降りてきたお言葉が衝撃的過ぎて固まってしまいました。
言葉を選んで慎重に再度お尋ねしましたが、お言葉の意味は変わらずでした。
旅ログに書くべきか否か長く迷いましたが
敢えて文字にするならば
操作された人心の乱れが引き起こす大禍!
世に溢れたまことしやかな情報に踊らされず
裏にあるものに気付き、見抜く力を強化し、
ご自身と目の前の方々との縁を大切に紡ぎ
しっかり結んでいただきたく存じます。
皆さまの明日が明るくお幸せでありますよう
お祈り申しあげます。
天音