日本神話には三貴子(みはしらのうずのみこと)と称される御神様がいらっしゃいます。
- 太陽神 天照大御神様
- 月の神 月読尊様
- 国津神 須佐之男命様
三貴子の中でも謎に包まれているのが月読尊様で、ほとんど登場せず神話の中に隠されています。
本日ご参拝させていただきました香春神社様には三柱の御神様が鎮座されています。神話や風土記を読み解かなければ、なぜこの場所にこの三柱の御神様なのか、なかなか辿りつかない神社様です。
今回は三柱のなかでも、特に豊比賣命(とよひめのみこと)様にご挨拶申しあげたく参拝させていただきました。豊比賣命様は月読様の一族、月の女神様とも言われていまして、とても神秘的な女神様です。表に出ているお話しだけでは気がつかず、神話や風土記を読み解かなければ、月の女神の側面を持つとは、なかなか辿りつけない女神様です。
同じように月の女神としての側面を持つとして御神名を目にしますのが、丹後一宮籠神社や伊勢神宮下宮に鎮座されています豊受大御神様です。籠神社様へご参拝にいかれた方はお気付機かもと思いますが、お守りの中に月に関するもの、新月のときだけお受けできるお守り、満月のときだけのお守りがございます。
月の女神の側面を持たれる、豊比賣命様、豊受大御神様、宗像三女神の市杵島比売様、とても美しく神秘的な女神様です。
そのようなことを考えながら長い階段を登り拝殿前でお祈りいたしましたときに、お言葉が降りてきました。
探しなさい
繋がりなさい
そして作法を終えて振り向いたときに、陽炎のような現象とともに、再びお言葉が降りてきました。
にごるこころ清め
まっすぐ進めば
もとめるもの
あちらからくる
お言葉をいただけましたことに深々と低頭しお礼を申しあげました。
この数年は月読尊様を意識していましたので、日本神話の謎を読みときながら隠された月読様の神社へご参拝し降りてくるお言葉を皆さまへお届けしたいと存じます。
月の神秘エネルギーが皆さまへ届き願いが叶いますように!
天音