好きな色はその方の精神性を示したりします。オーラソーマカラーなどはそうした心模様を映していくものでしょうね。色は不思議なメッセージを含んでいます。児童心理学でも、お絵かきをしてみると、子供の心理状態がわかります。
オーラとは
オーラとは、その人それぞれが発するエネルギーであり、波動であり、磁場のようなものです。宗教的に言えば、宗教画の後光や光背のようなものです。オーラには色がありますが、一人一色という事ではないようです。以前、私はノーベル平和賞をとった女性の方と一緒にディナーを囲むという幸運に恵まれた事がありました。その時にみたその方のオーラの色がなんと虹色の7色だったのです。
人の精神的エネルギーの中枢を司るチャクラにも色があります。
これは主なる7つの色です。第1・赤、第2・オレンジ、第3・黄、第4・緑、第5・青、第6・藍、第7・紫。そこから発するものがオーラになります。
オーラの色別人間性
オーラの代表色には、赤、ピンク、オレンジ、黄色、緑色、青色、紫色、紺色、灰色、白色、銀色、金色等、様々な色があります。
その色は何を示しているのかというと、その人が発するエネルギーの特徴が波長によって反映された色ともいえます。
金色のオーラの色を持つ人
カリスマ性があり、独創的で神聖な意識の高い方に多くある色と言えます。世の中の引っ張るリーダー的な存在の方に多く見られます。
赤色のオーラの色を持つ人
正義感強く、行動的で、生命力に満ち溢れている方に多くある色と言えます。体育会系の方や法律に携わる方に多く見られます。
黄色のオーラの色を持つ人
陽気で好奇心旺盛で天真爛漫な方に多くある色と言えます。お笑いの方や幼児に携わる方に多く見られます。
青色のオーラの色を持つ人
冷静沈着でクールな方に多くある色と言えます。教師や研究者に多く見られます。
紫色のオーラの色を持つ人
直観力があり、信心深い方に多くある色と言えます。宗教家や文学者に多く見られます。
オーラの色はそれぞれの特徴を持っています。その方の人となりを反映しています。自分の内面を磨き、自分らしく、かつ自分を愛するようになれば、自分自身の持つエネルギーはどんどん力を蓄え、力強いオーラの色を放っていきます。有名人をみて「オーラが凄かった」と言うのは、まさにその状態なのかもしれません。
オーラの質とは?
もう一つ、オーラには質があります。自分を包むエネルギーの質です。自分が自分以外の外のエネルギーと接触する際に、オーラの質が影響します。
質には、大きく三種類に分けて説明すると、卓球の球のような性質のものと、鞠のような質のものと、風船のような質のものとあります。
例えば、卓球の球の質の方の特徴は、押すとすぐに凹んでしまう方や自分の行動範囲を広げるのを嫌う方に多く見られます。自身が外からの刺激に弱く、傷つくのが怖いので、範囲を狭くしてしまうという傾向があります。
鞠のような質の方の特徴は、押すと跳ね返すだけの抵抗する力を持っており、外部から圧をかけられても跳ね返せるだけの力を持っている方に多く見られます。自尊心の高い方や自分に自信を持っている方に多く見られます。
最後に風船のようなオーラの方の特徴は、自分の行動範囲等もどんどん増やしてテリトリーを広げるも自分のキャパ以上になると自滅してしまう方に多く見られます。自分の事はなおざりに人のことばかりをしてしまう方に多く見られます。
オーラを視る
オーラを視ると、ただの単色でもなかったりします。わりと色は豊かにあるものです。濃い色の人もいれば、パステルカラーのように淡い色の人もいます。重なり合う部分もあったりもしますが、心にガードを張り巡らせている人だと、良く視えなかったりもします。その色のメリハリや度合いで、生命力や性格も視えてくるものです。
オーラの色を視て、その方がこれから頑張りたい内容によっては、身に付けた方が効果的な色があったりします。例えばいつも沈着冷静で控えめ消極的な人が、一大決心をしてチャレンジがしたい!といった場合には、真紅のものを身に付けるといいです。また逆にいつも情熱的で積極的な人が、ここは冷静に頑張りたいし結果を出したいといった場合は、青緑や青を身に付けるといいでしょう。
またオーラの色は鮮やかであったり、くすんでいたりで、状態を知らせてくれます。顔色を見るような感覚ですね。またずっと同じ色という訳でもありません。
その人の成長具合や心理状態でも変わるものです。ただし魂の奥にある色は変わりません。それはその人の根本だからです。体に被さるように視える場合は、病気を知らせてくれます。夢を見た時に、夢の中で鮮明に覚えている色があったりした場合に、そこにメッセージがある事もあります。
私の場合良く家族から「背中が凝ったのか痛いんだ」と言われ、では横になって背中を見せてねと見せて貰い、「ここかな?」とグーって押すと絶叫されます。痛いポイントだそうです。その後はくすんだオーラの部分をマッサージすると、オーラも柔らかになります。すべてがオールマイティではありませんが、役に立つ事もありますね。オーラの色が見えればいいのかと言うと、そうでもありません。必要なのは思いやる気持ちです。
思いやりのある人は、柔らかな紫色を放ちます。それはオーラが見えていなくても、雰囲気として柔らかな気配があったり、言葉の端々に気遣いがあったりしてわかるものです。
オーラを意識して自分を変えていく
オーラの色も一人ひとり違いますが、オーラの質も一人ひとり違います。オーラはあなたを反映するだけでなく、エネルギーでもあります。良いエネルギーを引き寄せていきたいと思われる方は、自分の特徴が何に一番近いのかを考えて、どうありたいかを意識していけば、すぐに効果が表れます。
風船の質の方や卓球の球のような質の方は、弾みの良い鞠を思い浮かべてみて下さい。外部からのエネルギーを受け取る時に程よい鞠を意識して、外部のエネルギーを取り込んだり、嫌なものははね退けていくことを意識してみて下さい。そして、どうありたいかという自分を思い浮かべて、どんな色で覆っていたいのか意識してみて下さい。
少しずつ意識していくだけで、きっと、あなたはいつの間にか素敵なオーラで、貴方らしく輝いていることでしょう。