前世・過去世を視る。
これらは視ると言うよりも視させていただくなのですが、だいたい初めに導きの方がお出になられます。拝見する方の守護様であったり、この先に視る過去世で登場する方だったりと様々です。
それはまるで大河ドラマや映画のように展開し、時代を飛び越え、幾重にも時間がさかのぼり、国を渡り、見た事も無いような景色や、嗅いだこともないような香りや、知らない感触などをいっぺんに繰り広げながら、その方の過去を視ていきます。視ているその場の会話はかなり重要で、何代もの魂の輪廻の道を繋ぐ必然的な道標になります。
以前シスターの前世の方の時は、その時代の教会で繰り広げられる様々な事を視ているうちに、迷い込んでしまった事もありました。壁の模様や床のタイルや石畳までも鮮明で引き込まれ過ぎたのでしょうね。また、違うお方の時でもある宗教の神様と崇め奉られている方々の、教典の渦に巻き込まれ迷った事もありました。
迷い込んでしまった時は、魂が半分戻らないような感覚になります。無理やりその時代から剥がして来るようにして、連れて帰って来るしかありません。するとリアルな今の自分はぐったり。目も開けれなくなります。このようなものは稀ではあります。
アカシックレコードリーディングはなかなかハードなのですが、これが昔からなのでそうしか視れないのです。前世・過去世を視る時のだいたい九割がこのような見方をしています。
ただ闇雲に前世・過去世を知るのではなく、それらを知る事で、今を生きる為の何かヒントをキャッチしていくのだと言う、心構えがある事が望ましいと思います。その方が幸せに生きていく事が出来るでしょう。