何気なく話しをしている日常会話でも、何気なく書いている文章でも、何気なく耳にするものでも、それらの言葉は生きています。そして声となり発しているものは、言霊として命が宿ります。言霊とは、どなたでもその口から発している言葉が声として出されたものです。
マイナスな意味を多く含んでしまうものを発してしまうと、そうした方へと進んでしまいます。愚痴や僻みが多ければ多い分、自分の幸せは遠退いていくでしょう。それはマイナスの因を積み重ねてしまうからですね。言葉の色はダークな色合いになっています。プラスな意味を多く含んだものを発していくならば、良き方へと進んでいかれます。
感謝の気持ちの言葉や、相手の良い所を見つけ褒める事もそうした一つです。心からの思いやりのある言葉は、それだけでも温かな温もりを宿し、意味を成していきます。言葉の色も煌めくような明るい色合いです。ただしうわべだけの言葉では、そのメッキはいずれ剥がれてしまいます。誰が見ていなくとも、誰かは聞いているものです。そして言葉は因となり、言霊として生きて結果へと進んでいきます。
幸せは一長一短では掴めないもの。
その為の努力として、良き言葉、良き言霊をと心がけていきましょう。良き言葉で幸せの源を自らが作り出し、自身の心も磨いて幸せへと向かう道筋にしていきましょう。